岡山県民芸振興株式会社
おはようございます。
20日(水)から岡山天満屋7階催会場で「松本民芸家具と第60回現代民芸展」が始まりました!
初日より、県内外から沢山のお客様にお越しいただいております。
昨日は栃木県からこの催事を目指してお越しいただいた方もいらっしゃったりと、ありがたく楽しい
毎日です!!
トークイベントのことも考えてあっさり目な展示ですが、今までの民芸展のポスターを掲示しましたので
賑やかなVPになりました!!
このポスターは民藝の大先輩が保管されていたものをお借りして掲示させていただいてます。
ひとつひとつゆっくりご覧になってみてくださいね。過去のポスターのデザインもとてもかっこいいです。
今回は60回目の現代民芸展ということで、70組超える作り手の皆さんに出品をお願いしました。
まずは沖縄勢から!
先代の杉岡社長とも繋がりが深かった、読谷村北窯の松田米司工房、松田共司工房、宮城正亨工房から沢山うつわが届きました。
各工房を卒業されたまさひろ工房やなかどまり工房、沖縄の竹細工バーキや若山さんの石獅子も会場を賑わせてくれています。
米司親方のもとで修行に励み、今は郷里の鹿児島で作陶を続ける野はら屋 佐々木かおりさんのうつわも沢山届いてます。
今回は特に黒もんと呼ばれる薩摩特有の鉄泥を使った意匠のものに特化して作り込んでいただきました。
北の仕事も色々とご覧いただけます。
青森 弘前こぎん研究所のこぎん刺し、盛岡 みちのくあかね会のホームスパン、福島からは山ぶどうのかごが
届きました。
鉄瓶は天満屋では初お目見えの作り手、紅蓮堂という屋号でお仕事をされる葛巻さんの鉄瓶です。
2月に仙台光原社の及川さんと東北出張をした際に伺うことがあり、それからのご縁でまだ問屋町のお店でも
ご紹介できていないのに、催事に出品していただくことができました!
山ぶどうやくるみのかごは仙台光原社さんに、根曲竹やあけび細工はつがる工芸店にご協力いただいてます。
高千穂のたくぼからは年中飾りで使いやすいものを送っていただいてます。
七五三やその他の注連縄はまた12月に入ってから天満屋さんにお届けする予定に
しております。5階の岡山贔屓あたりで展開されることと思いますので楽しみにお待ちくださいねー。
小代焼ふもと窯を卒業したまゆみ窯、かじや窯。
小代瑞穂窯の福田るいさん、飛びカンナと打ち刷毛目が有名な小石原焼と小鹿田焼。
ふもと窯の器に太田潤さんの吹きガラスもございます!
私、仁科が入社当初からお世話になりっぱなしのgalleryONO 小野善平さんが扱うガベを今回もお願いしております。
いろんなところで見るようになった南イランの遊牧民の暮らしから生まれた敷物。ちょうどVPの裏手に展示してます。
横浜 巧藝舎から海外の民芸も出していただいてます。
スペースの都合で布を中心とした展示にさせていただきました。楽しい布が揃ってますよー。
出西窯、出西織、森山ロクロ工作所、昨日ワークショップをしてくださった袖師窯、
湯町窯、森山窯の器や広島の西川さんの吹きガラス。
そして、今日から3日間店頭に来てくださる島根県安来の鍛冶屋工房弘光さんの燭台や行燈など。
使いやすいものを中心に作り込みしてくださってますので、ぜひお手にとってみてくださいね。
滋賀の和蝋燭ブランド 大與さんにも初参加いただきました!
今日は代表の大西さんにお越しいただき、和蝋燭作りのワークショップも行います。
まだお席に空きがありますので、当日会場でのお申し込みでも構いませんので
ぜひご参加くださいねー。
地元岡山の手仕事。
いぐさの手提かご いかごや蒜山のガマ細工、勝山の平松さんの竹細工。
西阿知の三宅松三郎さんの花筵も奇跡的に入荷してます!!
もう諦めてましたが、嬉しいサプライズでした!!
このほかにも、小谷栄次さんの倉敷ガラス・倉敷堤窯武内真木さんの器、石川硝子工藝舎や三宅義一さんの吹きガラス。
美作めんつ、仁城逸景さんのお椀。菊地流架さんの真鍮のカトラリー、おの工房のノッティング椅子織。
佐藤さんのノッティングや瓶敷などがございます。(画像はInstagramでご紹介予定!)
砥部焼も沢山届きました。
定番の梅山窯以外にも、今回は徳島の遠近(おちこち)さんにお願いして中田窯と池本窯の白磁も届いてます。
中田窯も池本窯もご覧になられることが岡山では少ないので、みなさん興味深くご覧になってくださっています。
岡山の染織家 石田直さんのマフラーやネクタイ、ポットマットもあります。
ネクタイは、スタッフが着用していたりもしますので、ご覧になってみてください。
マフラーはとっても暖かいです。これからの季節では大活躍間違いなし!
ちょっと画像が中途半端で他の画像を探しましたが見当たらず・・・
丹波布と丹波の染色家 前川佐知さんの布は篠山のplugさんにお願いして出していただいてます。
格子柄など可愛らしい模様の丹波布、ラオスと丹波を行き来して布作を進める前川さんの布。
それぞれに違いのある布で、普段は問屋町の店にも置いてませんので、この機会に是非お手にとって
みてください。前川さんの布は大判のタオルぐらいの大きさがありますので、テーブルにひいてみたり、
首巻にしたりといろんな使い方が出来そうですよ。
丹波立杭焼 丹窓窯の器も久々にそろっています!
初日にトークイベントに出演、二日目には実演をしてくださった小島優さんの椅子もこの機会に色々と
座ってみてくださいね。
チーム長野的な感じで、鍛造の河原崎貴さん、染織の中村摂子さん、大久保ハウス木工舎と並んでいます。
河原崎さんのフライパンに中村さんの鍋つかみに大久保さんのヘラ。マストバイです。
米澤さんの箒も!素材の栽培から手掛ける米澤さんの箒。いいですよー。
このほかにも、北九州から阿部眞士さんの白磁、瀬戸本行窯の黄瀬戸や馬の目皿、益子からは島岡桂さんの象嵌の器
石川雅一さんの粉引の器、河井一喜さんの器、べんべん窯岡崎勉さんのうつわ、齊藤十郎さんのうつわ、
掛谷康樹さんの練り上げのうつわがございます。
準備の日に画像の撮影をしたのですが、ピンボケだったりうまく撮れていないものもあり、全てのものが
画像でご紹介できずにすみません。
Instagramアカウント @kurashi_g_oka もしくは @okayama_mingeiでも配信しておりますので
併せてご覧いただければと思います。
残りあと3日間。25日(月)までの会期です。
今日と明日は19:30まで、最終日は17:00までです。
来年も再来年もこの規模で品揃えすることは難しいと思っています。
ぜひ見ていただきたい内容です。
お誘い合わせの上、お越しくださいませ。
みなさまのお越しをお待ちしております。
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