ブログ|BLOG

ケズルヒト
削り道場。

3日目をむかえる「ケズルヒト」

初日に行われたワークショップ「削り道場」。
「道場」という名の通り、ひたすら削る作業です。

まずは自分が削るヘラのベースを選びます。
十分に水を含んだ素材は瑞々しく綺麗です。
20180429110706.jpg

使わせていただく道具は南京鉋は、大久保さんがヘラを作りはじめた時から
試行錯誤を繰り返しながら、これもご自分で手がける道具です。
20180429111304.jpg


後はひたすら削ります。
20180429111412.jpg
最初はやはり綺麗には削れません。少しずつ慣れてきたとしても
それぞれが選んだ素材によって鉋が走る向きが違って、また手が止まります。
思い描く形はありますが、素材がそうさせてくれない焦りもあり
綺麗に整えようとすると削りすぎて薄くなり、難しい!

「こっちの鉋を試してください。」
と、わたされる鉋だと削れる!と喜んだのもつかの間、削る場所が変わると
また引っかかる。3種類くらいの鉋を使い分けてなんとか形になりました。
20180429112710.jpg


素材に逆らわずスムーズに削られた表面はなめらかでとても綺麗です。
木の性質をみながら削るため、大久保さんが作るヘラも同じように見えて
やはり全部違います。立体感、薄さ、曲線。
ひとつひとつ確かめながら削り続ける大久保さんの道具は、手に馴染み
丈夫で、使い込んで変わっていく表情も楽しいです。
20180429113730.jpg

食べることと同じく、料理も日々のこと。
気に入った器や道具は、時間を心地よくしてくれます。
自分にあった道具を選びにぜひ
手にとっていただいきたいと思います。

山本